2011年 10月 26日
うちのオヤジのペット・・・
とオヤジが何かにやにやしながら言うので歩いていく後をついて行くと実家のすぐ裏の山すそにそれは居た・・・
イノシシを飼っていた・・・ しかもうり坊の頃から育てているのですっかりなついてて、エサもバクバク何でも食べるのでまるまる太ってデカ~・・・
オヤジが近くに来ると「さすってほすぃ~☆」みたいな感じですり寄ってきてその巨体を撫でてやると目を閉じて気持ち良さそうにする表情に唖然・・・
それならわんも大丈夫だろうと近寄ったら・・・ 毛を逆立てて完全に敵意剥き出しで睨みつけてきた・・・
わんは小さい頃から父ちゃんのイノシシ狩りを見て育ってきたので実際に野生のイノシシを仕留めたとこも見たことあるが、あれはちょっと人間性を疑う野蛮な部分があるのであまり好きではない・・・
しかし人間本来の生きるために狩りをして、無駄に殺生せず必要な分だけを狩る・・・
というのはロマンであってホントはイノシシが畑やらを一晩で堀荒らしてもうムッチャクチャにしてしまうので農家の方々から駆除してくれとお願いされて、狩猟協会みたいなとこから「あの辺に出るから獲ってくれん?」と通達が来ると、永年培ったシシ狩りの門外不出のテクニックをふんだんに駆使し、仕留めるという流れ。
そのやり取りの中で、やっぱり仕留めたイノシシには子供が居たりする・・・ イノシシだって生きるのに必死なわけよね~
そして息絶えていく親の周りに子供がうろうろしてるのを見て、そこにはハンターが最後を召しとるかわりじゃないけど子供のウリ坊を連れて帰って育てていくという美談的要素が含まれる流れがあってのコレなんですが・・・
父 「ここまで懐いたらなかなかもう食べようっち思わんや~・・・」
喰うんかい!!
やはりうちのオヤジはタダもんではない・・・
今更ですがね・・・ この人は絶対に越えられないなとようやく悟りました・・・
不定期の今後のオヤジとイノシシ編に乞うご期待!!
by daigonakatani615
| 2011-10-26 20:10
| ザ☆奄美